シカゴの魅力を再発見：Windy City への移住

日英バイリンガルの方々ようこそ！ iiicareer アメリカ紹介シリーズ第5弾！
第4弾、ナッシュビルはこちら。

シカゴってどんなまち？

シカゴは、アメリカ中西部に位置するイリノイ州最大の都市であり、アメリカ第三の人口を誇る巨大なメトロポリスです。街は多様な文化、芸術、音楽、建築で知られ、多くの観光客やビジネスマンにとって魅力的な場所となっています。シカゴを舞台にした作品も多く、日本人にも聞き馴染みのある名前の街なのではないでしょうか。

シカゴは Windy City、「風の街」として知られています。この街はとても大きな湖であるレイクミシガンに面しており、気温の変動が風を湖から街へと誘います。過ごしやすい春や秋は湖畔で散歩やランニングをし、夏はレイクビーチで日光浴、そして冬は凍てつく湖を眺めながらアイススケートをする。そんな四季折々の湖畔での生活をシカゴの人々は楽しんでいます。その上、グルメやナイトライフも非常に充実しています。星付きレストランでの食事や、観劇、名門クラブへと出向き著名なアーティストによるブルースやジャズの演奏に聞き入る、そんな文化的な夜を過ごせます。

日本人とシカゴ

シカゴには活発な日本人コミュニティが存在し、現地での生活をサポートしてくれる多くの団体があります。シカゴ領事館や日本人学校など、日本人同士のネットワークが充実しており、現地での生活に困ることは少ないでしょう。また、シカゴには多くの日本食レストランや日系スーパーがあり、日本の食材も手軽に手に入るため、食生活に困ることもありません。風が吹き込む寒い冬と比較的涼しい夏は北海道の札幌の気候に似ていると言われており、寒いのが苦手でない方にはお勧めの街です。

残念ながらシカゴの一部は危険なエリアとして知られていますが、治安の良いエリアを選べば、安全に生活することが可能です。公共交通も発展しており、街の隅々まで電車やバスに乗って出かけていくことが可能です。オヘア国際空港は世界有数の空港として知られており、成田空港そして羽田空港への便が毎日運行されています。また、シカゴエリアの義務教育のレベルはアメリカでもトップを争う質の高さで知られているため、家族連れでの移住や留学にも非常に適した都市と言えるでしょう。

シカゴの産業と日系企業

シカゴは世界的に有名な取引市場の1つであり、特に農産物や金融商品などの先物取引で重要な役割を果たしています。シカゴ・マーカンタイル取引所 (Chicago Mercantile Exchange, CME) とシカゴ商品取引所 (Chicago Board of Trade, CBOT) は、シカゴに拠点を置く主要な取引所です。特に農産物やエネルギー商品においては、グローバルな価格設定のベンチマークとされています。これを理由に昔から多くの金融機関や投資家が住む街としてシカゴは栄えてきました。農産物や畜産物、木材などが多く取引されていた為、製造業や物流業が発展した街でもあります。マクドナルド社やクラフトハインツ社など世界的に有名な企業がシカゴを拠点にしています。

日系企業もアメリカ本社や重要な支店をシカゴに置く企業が多く、様々な分野でのキャリアチャンスがあります。特に金融や物流、そして製造業だとセールス・マーケティングなどの求人が目立ちます。企業や個人の税務処理などの仕事も多いことから、CPA 保持者の求人も絶えません。

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